人文研究見聞録:九州国立博物館 [福岡県]

福岡県太宰府市にある九州国立博物館(きゅうしゅうこくりつはくぶつかん)です。

2005年に開館された太宰府天満宮に隣接する国立の歴史系博物館であり、旧石器~江戸時代までの展示が行われています。


概要

人文研究見聞録:九州国立博物館 [福岡県]

九州国立博物館は福岡県太宰府市に所在する国立の博物館であり、通称「九博(きゅうはく)」と呼ばれています。日本とアジア圏の交流の窓口である九州に位置することから「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える」というコンセプトになっているそうです。

外観はカマボコ型という珍しい形で 外壁のカーテンウォールに外の景色が映るようになっています。内観の規模は地上5階・地下2階建てであり、1階のエントランスホールには総合案内所・ミュージアムショップ・カフェ、3階には特別展が行われる特別展示室、4階には常設展が行われる文化交流展示室が設置されています。

外観

人文研究見聞録:九州国立博物館 [福岡県]

九博の建物は160×80mの長方形の蒲鉾型で、高さは屋根の一番高いところで36mあるとされます。

外壁はカーテンウォールになっており、ガラスの映像調整を行っていることから周囲の風景が歪みなく映るそうです。

ちなみに九博周辺にはリアルなフクロウがありますが、これは鳥のガラス衝突防止のためとされています。

エントランスホール

人文研究見聞録:九州国立博物館 [福岡県]

九博1階のエントランスホールには総合案内所・ミュージアムショップ・カフェのほか、数点の展示物が設置されています。

今回訪れた際には博多祇園山笠の「福徳七福神(飾り山笠)」や特別展に関する「黄金の茶室」が展示されていました。

文化交流展示室(常設展)

人文研究見聞録:九州国立博物館 [福岡県]

九博4階の常設展は、以下のように大きく5テーマに分けられた展示が行われています(有料エリアの撮影は禁止)。

・1.縄文人、海へ(250万年前~紀元前400年)
 → 旧石器~縄文時代の展示が行われており、石器や縄文土器などの展示物が見られる
・2.稲づくりから国づくり(紀元前400年~西暦663年)
 → 弥生~古墳時代の展示が行われており、弥生土器や青銅器、古墳に収められる石棺・副葬品などが見られる
・3.遣唐使の時代(西暦663年~1192年)
 → 奈良・平安時代の展示が行われており、中国・朝鮮から伝えられた物や文化、仏像などが見られる
・4.アジアの海は日々これ交易(西暦1192年~1573年)
 → 鎌倉・室町・安土・桃山時代の展示が行われており、当時の武具や貿易品などが見られる
・5.丸くなった地球、近づく西洋(西暦1573年~1853年)
 → 江戸時代の展示が行われており、当時の物品や貿易品などが見られる

スーパーハイビジョンシアター

人文研究見聞録:九州国立博物館 [福岡県]

九博4階の展示室内にはスーパーハイビジョンシアターがあり、10:00~16:30の間 30分毎に映像作品が上映されています。

入口前で整理券が配布されており、室内は小さめの映画館のようになっています。作品の種類は以下の通りです。

・受け継がれるおもい、小さな島の教会群
・不思議・再発見!200年前の日本地図
・じろじろ ぞろぞろ 南蛮屏風
・海の正倉院・沖ノ島
・世界をとらえた日本のわざと美
・シルクロード 敦煌の仏たち

※写真はパンフレットから

虹のトンネル(連絡通路)

人文研究見聞録:九州国立博物館 [福岡県]

九博の外には、虹のトンネルと呼ばれる太宰府天満宮と繋がる連絡通路があります。

料金: 430円(大学生割引、高校生以下・満70歳以上無料)※特別展別料金
住所: 福岡県太宰府市石坂4-7-2(マップ
営業: 9:00~17:00(火~木・日)、9:00~20:00(金・土)、月曜定休
交通: 太宰府駅(徒歩11分)

公式サイト: http://www.kyuhaku.jp/
matapon
著者: matapon Twitter
「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。