人文研究見聞録:豊徳大神 [兵庫県]

兵庫県西宮市の六甲山上にある豊徳大神(ほうとくおおかみ)です。

六甲山神社(石宝殿)付近に鎮座する磐座であり、六甲山に点在する磐座の中でも保存状態の良いものとされています。


概要

豊徳大神は、六甲山石宝殿 付近にある2つの岩石からなる磐座で、保存状態の良い六甲山有数の貴重なヒモロギ(大昔に巨石を以って築かれた古代祭場のこと)であるとされています。

由緒などは不明ですが、場所については六甲山神社(六甲山石宝殿)の拝殿付近の「行き止まり」の看板の先を進んでいくと辿り着くことができ、注連縄の張られた磐座の前には石祠・燭台・賽銭箱が設置されています。なお、磐座付近は断崖絶壁になっているので安全には十分な注意が必要です。

周辺の様子

東磐座

人文研究見聞録:豊徳大神 [兵庫県]

豊徳大神の東側の磐座です。

西磐座

人文研究見聞録:豊徳大神 [兵庫県]

豊徳大神の西側の磐座です。

石祠など

人文研究見聞録:豊徳大神 [兵庫県]

豊徳大神の東西の磐座の間には、石祠・燭台・賽銭箱が設置されています。

刻まれた文字

人文研究見聞録:豊徳大神 [兵庫県]

豊徳大神の磐座には文字らしきものが刻まれていました。

断崖絶壁

人文研究見聞録:豊徳大神 [兵庫県]

豊徳大神の向かいは断崖絶壁になっています。

料金: 無料
住所: 兵庫県西宮市山口町船坂(マップ
営業: 終日開放
交通: 阪急バス「宝殿橋」バス停(徒歩30分)
matapon
著者: matapon Twitter
「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。