人文研究見聞録:上之郷の石神 [三重県]

三重県志摩市磯部町上之郷にある上之郷の石神(かみのごうのいしがみ)です。

伊雑宮の北側に鎮座しており、巨石に注連縄が張られる古神道の磐座形式で祀られています。

志摩の三大石神の一つに数えられ、上之郷地区の産土神(土地の守護神)とされているようです。

なお、周辺には「伊雑宮」をはじめ「倭姫命の旧跡地」や「風呂屋の谷」などの見どころも点在しています。

そのため、伊雑宮参拝の際には周辺の史跡を巡ってみると、より見聞を深めることができるでしょう。

ちなみに、周辺マップは伊雑宮前の案内板にあり、社務所でも案内マップを貰えるようです。


鳥居

人文研究見聞録:上之郷の石神 [三重県]

石神へ続く道の前には、立派な鳥居が立てられています。

ちなみに伊雑宮からの距離は約350mで、道にある案内板に従って坂を上った場所にあります。

石神の風景

人文研究見聞録:上之郷の石神 [三重県]

石神へ続く道を下っていくと、大小多数の磐座賽銭箱が置かれています。

また、周辺が注連縄で囲まれていることから、この中は神域とされているようです。

なお、周辺の木々にも注連縄が巻かれ、神木として祀られているようでもあります。

料金: 無料
住所: 三重県志摩市磯部町上之郷
営業: 終日開放
交通: 上之郷駅(徒歩6分)
matapon
著者: matapon Twitter
「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。