人文研究見聞録:清洲城

愛知県清須市にある清洲城(きよすじょう)です。

主な城主は、斯波氏※1織田氏豊臣氏福島氏尾張徳川家であり、本能寺の変の後、信長の後継者を決めるため開かれた「清洲会議(きよすかいぎ)」が行われた城としても有名です。


城内では清洲城の歴史や刀や鎧兜などが展示されていますが、特に火縄銃の紹介に力を入れており、火縄銃に関する資料や体験コーナーが印象的でした。また、清洲城のある清洲公園は桜の名所としても知られています。

ちなみに、「清須」と「清洲」で、市名と城名の漢字が異なる理由は、この両方の漢字が昔から混在して使われており、清須市が発足する際に「清須」の漢字を採用したからなのだそうです。清須市発足前の町名は「清洲町」でした。そのため、「清洲城」は「清須城」とも表記されることがあります。


料金: 大人300円 小中学生150円 幼児無料
住所: 愛知県清須市朝日城屋敷1-1
営業: 9:00~16:30、月曜日・年末休業
交通: 清洲駅(徒歩16分)

公式サイト: http://kiyosujyo.com/index.html


※1 斯波氏(しばし):日本の武家のひとつ。清和源氏、源義家の子・義国を祖とする足利氏の有力一門。
matapon
著者: matapon Twitter
「日本神話」を研究しながら日本全国を旅しています。旅先で発見した文化や歴史にまつわる情報をブログ記事まとめて紹介していきたいと思っています。少しでも読者の方々の参考になれば幸いです。